タイで買い物するとき、値段交渉したい時はどう伝えたらいいの? 〜タイ駐在員の伝わる簡単フレーズ

タイ語

タイで値段交渉って要るの?

タイ旅行での楽しみといえば買い物ですよね。

安くて可愛い、ちょっとキッチュなものから高級ブランド品まで、日本でもお馴染みの日用品やブランドも揃っています。

タイ旅行に来たなら一度は行ってみたいマーケット。バンコクにもチェンマイにも多くのマーケットがあります。
ハンドメイド雑貨や衣類、小型の電気製品、地元の特産品であるセトモノや加工食品などなど。見てまわるだけで楽しめます

欲しいものがあったら、次の行動が試着したり手に取って見てみたりだと思います。その時に使うタイ語はこちらの記事で紹介しています。

買うと決めたら、次は値段交渉です。

タイでは大きく2つに分類できます。商品に値段がついている場合と付いていない場合。マーケットで購入する場合のほとんどは値段がついていません。つまり店員さんに値段を聞いて、交渉すると言うことになります。

商品に値段がついているのは、コンビニやスーパー、ブランド店などです。ここでは値段交渉できません。

値段交渉は、ほとんどの場合英語が通じます。でも折角タイに来たんですからタイ語で伝えたいですよね。

もっと言うと、英語で値段交渉をするデメリットがあります。店員さんからすると一切タイ語が言えない人は、単なる「カモ」だと見られて、交渉が不利に働きます。タイ語が話せない=買い物初心者→高く吹っかけても気づかない、と思われてしまいます。

そうならないためにも、タイ語を覚えて、買い物で優位に立ちましょう。

ぜひタイ語で「価格はいくら?」、「安くして」、「じゃ、いらない」と言う必須ワードを覚えて、値段交渉を有利にしましょう。

ちょっと余談

タイでの一般的な値段交渉を紹介しますね。
知っていると、知らないとでは、支払う金額で差が出るのでぜひ頭に入れておいてください。

ポイントはこんな感じです(↓)

  • マーケットに来て、いきなり買わない。ひと回りしてから
  • 片っ端から値段を聞きまくって、価格レベルを知る
  • 値段交渉は店員さんの言い値の半額からスタート
  • 相手が負けてこない時は、交渉をやめてその場から立ち去る(素振りを見せる)
  • 交渉が終わったら笑顔でありがとうと言う


このような感じで値段を交渉します。
4番目の「その場から立ち去る」ですが、立ち去った数秒後に必ず店員さんがあなたを呼び止め、あなたの値段かそれに近い値段を提示します。これがテクニックですね。

旅行者の中には安い値段を引き出そうと何度もなん度もねばり強く交渉する方もいらっしゃいます。それが楽しみなら仕方ありませんが、私はだいたい2、3度の交渉で値段を決めています。

私がマーケットで買うモノはそれほど高くないので、30円や50円を必死に値切っても時間と体力のムダな浪費になると思ってます。

お買い物を楽しくするために、ご参考まで。

こちらはバンコクにある有名な水上マーケットに行った時の写真です。

狭い運河に観光客を乗せたボートがひしめき合ってます。

こちらはボートで連れて回ってくれるお土産屋さん。

さすがにこの時はボートなので、上で紹介したその場からいちどたちさってみるという作戦はできませんでしたが、普通に値切りって2割引きくらいにはしてもらいました。

では早速みていきましょう。

値段はいくらですか?

『ラアカア』は「値段」、『タウライ』は数に関する疑問を伝える「幾ら? いくつ?」という意味です。

買い物している最中であれば、品物を手にとって『タウライ』だけで、十分通じます。

安くして

『ロツ』が「安くする、下げる」、『ダイマイ』は「〜していいですか」の意味です。

この「ダイマイ」は、すでに2度ご紹介しています。こちらの記事あちらの記事で。

この「ダイマイ」は、旅行に限らず、生活の中でもよく使いますので、ぜひ必須として覚えてください。
必ずあなたのお役に立つ表現ですよ。

じゃぁ、要らない

『ナア』は「じゃあ」という意味ですが、辞書にはのっていません。これはタイの友人に買い物に連れて行ってもらった時に、その友人が使っていたので、私もそのまま使っています。
あってもなくても良いです。

『マイ』は「ない」とか「ではない」と後につく言葉「アオ」を否定するときに使います。『アオ』はこちらの記事でも紹介した「〜が要る、欲しい、下さい」の意味です。

『マイアオ』で「いらない、欲しくない、要りません」という意味になります。
このフレーズもよく使う表現ですので、ぜひこの機会に覚えてくださいね。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

どのフレーズも実際に使いそうなものばかりだったと思います。ぜひ覚えて使ってくださいね。

3つのフレーズをまとめた画像も準備しました。スマホに保存して、毎日お時間のある時に、何度も見て、声に出して口に馴染ませてください。記憶に定着させる良い方法は、一度っきりで覚えようとせず、時間や日を変えて何度も何度も繰り返すことが大切です。

そうすれば、とっさに口から出るくらいに定着しますよ。

ぜひ試してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました