タイのレストランで食事後にお願いをする〜レストラン編 第3回
タイ料理は辛い料理が多いのでお水が飲みたくなります。食事が終わればお勘定をしますね。そこで「お水ください」や「お勘定して」が言えなかったらどうでしょう。
辛さを水で薄めたいのに出来ない。支払いをボディランゲージで伝えるのも面倒ですね。
たったひと言だけ覚えておけば、言えないというストレスを解消できます。直ぐに覚えられる簡単な表現ですので、ぜひ覚えてタイのレストランで使ってください。
タイのほとんどのレストランでは、英語が通じます。タイ語がわからなくても困ることはないと思います。
でも、折角タイに来ているのですから、やはりタイ語でタイ人に話しかけたいという気持ちになると思います。ひと言のタイ語ならハードルは高くありません。ぜひタイ語で伝えてあげてください。
英語ではなくタイ語で伝えることによってタイ人の店員さんの気持ちもグッと近づいて、思わぬサービスをもらえるかもしれませんよ。
レストラン編の第3回です。
前の記事では、「ちょっと待って」、「すみませ〜ん」、「注文していいですか」、さらに「パクチーいれないで」、辛くしないで」、「大盛りにして」をご紹介しました。
今回の記事では、食事が終わった後、頻出のフレーズ、「お水ください」、「お勘定して」、「美味しかった」の3つのフレーズを紹介します。
タイのレストランでは席についたままお願いや代金の支払いをするのが一般的です。
お水が欲しい時は、店員さんに「すみませ〜ん」と声をかけて、席まで来てもらい「お水をください」とひと言。
大衆食堂などに行くと、時々お水がセルフサービスの場合があります。その時は店員さんに声をかける必要はありません。ご自身でお水を取ります。
食事の後、お支払いをする段階になり、店員さんに声をかけて席まできてもらい「お勘定して」と伝えるだけです。
その後はレシートを席まで持ってきて値段を聞き、その場でお金を渡すか、カードを渡します。お釣りも席まで持ってきてくれます。
タイの人は食べ放題が大好きです。なので、食べ放題のレストランがたくさんあります。
そのようなレストランの場合だと、食事の際にレシートを渡されて、食べ終わったらそのレシートを持ってレジカウンターまで行って支払いということもあります。
周りの行動を観察してみたら大体理解できますので、テーブル支払いなのか、レジカウンター支払いなのか観察してみてくださいね。
お勘定する時に、美味しかった気持ちを伝えたい時ありますよね。その時は笑顔で「美味しかった」とひとこと言うだけで相手の顔も柔らかくなりますよ。
それでは早速みていきましょう。
お水ください
『アオ』は「〜が欲しい」という意味です。
この「アオ」はとてもよく使います。使い回しのきく単語なのでぜひ覚えてください。
「アオ」の後に、「ニー(これ)」や「アメリカーノ(アメリカンコーヒー)」などの名詞を続けるだけで「これ欲しい」、「アメリカンコーヒーが欲しい(ください)」ということが伝わります。
『ナアムパアオ』はお水です。「ナアム」は水の意味で、水に関わる単語によく登場します。「パアオ」は「単なる」みたいな意味で、「ただの水」みたいになります。発音は「パーオ」と続けた方が伝わりやすいです。上記は表記の都合上「ア」としています。
お勘定して
この言葉は英語の「チェック ビル(check bill)」から派生したタイ語です。
そのため、『チエツク ビン』で一つの単語となっています。そのまんま覚えて、使ってください。
美味しかった
『アロイ』は「美味しい」、『マアク』は「とても」という意味です。
ひと言「アロイ」と言うだけでも構いません。
「アロ〜〜イ」と少し伸ばして発音すると、柔らかく聞こえます。言葉に工夫をすることでもタイ人との距離を縮めることができますよ。
他には「アロイ マアク マアク」と重ねることでも「美味しかったよ」という事をもっと強調して伝えることもできます。
旅行だと同じお店を2度、3度行くことはあまりないかもしれませんので、わざわざ「美味しかった」と伝えて印象を良くする必要もないですよね。
余談ですが、私のような駐在だと、美味しかったら何度も行くので、顔を覚えてもらうのも目的なんですね。顔を覚えてもらうと、店員さんから声を掛けてくれたり、世間話がしやすくなったりと発展させられるんですね。
駐在員にとっては、地元のお店の店員さんと顔見知り、仲良くなることにメリットが多いんです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
どのフレーズも実際に使いそうなものばかりだったと思います。ぜひ覚えて使ってくださいね。
3つのフレーズをまとめた画像も準備しました。スマホに保存して、毎日お時間のある時に、何度も見て、声に出して口に馴染ませてください。記憶に定着させる良い方法は、一度っきりで覚えようとせず、時間や日を変えて何度も何度も繰り返すことが大切です。
そうすれば、とっさに口から出るくらいに定着しますよ。
ぜひ試してみてください。
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